歌詞も決まりひと段落した愛由達、6人は皆で遊ぶ事にした。
どこに行こうかと迷ったが田舎なので遊園地などはない。
とにかく自転車で30分・・・
大きな広場にやってきた愛由達は自転車を放り投げて、地面は一面芝生のところに寝そべった。
初めはしーんとしていたが陽香がいきなり叫んだ。
「うわぁぁぁぁぁぁーーーー」
陽香のすることは意味が分からない…。皆が驚いた。
「…!!! 何だよ~びっくりした~」
「だって最近、忙しい事ばっかり。なんか音楽に締め付けられている感じ。でも今日はここに来れて嬉しいよぉぉぉぉ~」
また叫んだ…。しかし光が言った。
「俺もぉぉぉぉぉ~」
「あたしもぉぉぉぉ~」
「俺もぉぉぉぉ~」
『私もぉぉぉ~』
「俺もだぁぁぁ~」
続々と今までの鬱憤を晴らすように言った。
愛由が思い出したように言った。
『あ!そういえば私お菓子とかいっぱい持ってきてるんだ。皆で食べない???』
「食べる~」
皆がそろって言った。そこに突然女の子が現れた。
「あぁ!!!愛由じゃぁぁぁぁぁぁん!?」
『青澄ぃぃぃぃ!?!?!?!?いつ帰ってきたん?そういえば・・・』
愛由回想(一週間前)___
プルルルル プルルルル
『はいもしもし』
「こんちは~青澄ですぅぅぅ~。愛由?あんなぁ、もうすぐ京都から帰って、また泊まりに行くから
まっといてぇな。んじゃ」
プー プー プー
『嵐が過ぎ去っていった…』
回想終了___
そうこの子は私の2人目のいとこ、佐原 青澄。私達とは一つ年上。
「あ!初めまして~。佐原 青澄と言います~。宜しく~」
「宜しく~」
『じゃあさ、この際みんなでお菓子食べる?』
青澄がきく。
「ええの?」
「いいよ~~~」
ワイワイ ガヤガヤ
青澄が和也に話しかける。
「ねぇねぇ。和也君って言ったよね?かっこいいじゃぁぁぁん~。あたし好みだよぉぉぉぉ~。青澄一目惚れぇぇぇぇぇぇ~~~」
「そうですか…」
「はぁ~なんかもうあたし疲れたぁ~。
もう愛由の家に先に帰っとくなぁ~~~」
『………うん分かった…』
「じゃ、バイバイ~和也君!!!」
「………」